何故セックスは気持ち良いのか?

の素朴な疑問にしっかり答えられる人はほとんどいない。
何故セックスすると気持ち良いのか?
気持ち良さの理由は何なのか?
こんなことを正面から考える人も珍しいと思うが、僕は一生懸命にそれを学び考えた。
当たり前過ぎて見逃している真実を書いてみる。

何故セックスは気持ち良いの?

こういう質問をすると、だいたいは「子孫繁栄を促進するため」と答える。これは当然の理由だと思うし一番重要な理由かも知れない。しかしその他の答えとなると途端に意見がバラバラになりまとまらなくなる。
つまり知らないのだ。

ホルモン分泌で気持ちよくなる?

ネット記事などではこの疑問に対して、ホルモン分泌を持ち出て答えている。
「オキシトシンやドーパミンが分泌されるから気持ち良い」とのことだ。ちょっと論点ずらし的な答えで、正面から答えているとは言えない。セックスは未解明なことが多く科学的に証明されてないから、言い切る表現がされずリスク回避している。
つまりこれまた知らないのだ。

ホルモン分泌から読み解く

ではどうやってこの疑問を紐解くのか?
色々な方法があるが、前述のホルモンの話を逆手にとって考えてみると意外と解りやすい。
幸せホルモンには4種類ある。
オキシトシン
βエンドルフィン
セロトニン
ドーパミン
全部説明すると長くなるので、ここではオキシトシンとドーパミンに絞って、解りやすく書いてみる。

オキシトシンとドーパミン

ここで分泌されるホルモンの詳細を語っても仕方ないので、大事なことだけに絞って話を進める。
オキシトシンは「幸せホルモン」「恋愛ホルモン」「母性ホルモン」などの異名を持っている。
主に人との触れ合いなどにより分泌するホルモンであり、安心感や満足感を与える働きがある。
ドーパミンは「幸せホルモン」「ご褒美ホルモン」「やる気ホルモン」などの異名を持っている。主に何かの成功による報酬のような分泌の仕方をし、テンションが上がったり、元気が出たり、集中力が上がる働きがある。
ここまで話したが、これらの効能は覚えなくても良い。
大事なのはセックスによるホルモン分泌により、身体や精神に良い働きがあるということ。
簡単に言えばセックスは健康に良いということ。これだけは覚えておいた方が良い。
但し、病気を治したりはしない。またドーパミン過剰は依存性のリスクがある。よほど偏らない限りそうはならない。
セックスはオキシトシン、ドーパミンを効率よく分泌させて、気持ちを安定させ、やる気を起こすのだ。
セックスすることで、イキイキとした時間を過ごせるようになるということ。

本能が勧めている

少し話がそれだが本題に戻そう。
セックスが気持ち良い理由は、本能的にそれが必要だからだと考える方が自然だ。
生殖だけの目的で快感が伴うのなら、他の動物のような繁殖期や盛りなどがあれば事足りる。
しかし人間には四六時中性欲がある。
これは生殖以外にも生きていく上で何らかの効能があるから、本能がそう働くのだと考えても間違いはないように思える。
自論の範疇であり、科学的な証明はないが、セックスによる快感ホルモン分泌は、セックスが健康維持のために有用だからと考える。

セックスが気持ちよいのは、
セックスが健康に良いからだ。

現在との乖離

セックスは現在、やや生殖寄りに限られた行為になっている。それは社会生活を営む上で、ある程度の制度やルールがないと混乱するから取り入れられたのだろう。
一夫一婦制な婚姻システムがその代表だが、これらは後付けなのだ。人間が持つ性能や機能より社会性を重視している。
またこれらの制度やルールは、それらを作った特定の人々に都合よく改変されている。
これらの制度やルール、それを元にした規範やモラルは、本質的な人の性能や機能と合致していないのだ。
ルールやモラルに縛られ過ぎると、人間は無理をしなければならず、その上で抱えるストレスに永遠に付きまとわれる。

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