10年に渡り女性の性感度を上げる活動をしてきた。
女性に眠る快感を呼び覚まし、上質な快感による身体や精神の変化と、幸福感を感じる体質を作りを目指していた。
ありがたいことに、たくさんの女性が性の覚醒を果たし、身体や精神の好変化と、幸せや生き甲斐を感じて頂くことができた。
この経験で起こした変化は多くの人が体験できる。
なぜそう言い切れるか・・・
それは現在のセックスがとても酷い状態だからだ。
先ずは現在のセックスを理解しよう。
現在のセックス観念
人間の命は代々セックスにより受け継がれてきた。これは誰も否定できない事実だ。
しかし現代では、性に対する見方がネガティブに偏り、カップルでさえも同意が必要などと、まるでセックスが非道徳的なものとして扱われている。
セックスを本来のやり方に沿って行えば、良い影響しか起こらないと知る私にとって、現在のセックスは宝の持ち腐れであり、灯台下暗しでしかない。人が幸せになるために備えた機能を完全に無視している。
だが視点を変えて一般から私の主張見た場合は、とんでもなく非常識であることは知っている。
この違いがとても勿体なく、どうしても解決したくてセックスについて深く学んだ。
そしてある仮説に至たった。
仮説~奪われ歪んでいったセックス
セックスに関する価値観は、太古の昔から支配者によって意図的にコントロールされてきた可能性が高い。
それはセックスが幸福の身近な手段であるため、支配者は戦闘や生産の努力を促すためにセックスを意図的に遠ざけ、モラルや社会的規範を作り上げ人々の行動に制限を植え付けた。
今となっては全世界がそう塗り替わってしまい、快楽は人を堕落させるようなイメージが完全に定着している。
その結果、セックスを積極的にすることは愚かなことと捉える人がほとんどだ。
また、歴史的な権力者の争いによって男性は戦いに駆り出され、女性は家庭を守る役割に特化することを余儀なくされた結果、社会全体の価値観が男尊女卑に傾き、性のあり方にも大きく影響を与えた。
このセックスの歪みは現代でも続いており、世界的に男女の不平等が根強く残っている。
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