少子化は日本最大の社会問題だ。
これを解決出来ない政府や政治家の無能ぶりに怒りを覚える人も少なくないと思う。
僕もその1人だ。
少子化の原因
様々な議論がされているので、皆さん思うところはそれぞれあるだろう。
僕自身、少子化問題をセックスを起点に様々考えできた。
セックス離れが問題だとか、一夫一婦制に問題があると思ったりもした。
様々に原因を考えたが、最近ようやく解決の糸口みたいなものが見えてきた。
問題は大きく分けて2つ
○男性快感優先のセックス
○結婚しない人達
それぞれ詳しく書いてみる。
男性快感優先のセックス
現在は男性快感優先のセックスで社会は埋めつくされている。
その結果、日本は世界で最もセックスしない国に成り果てた。
セックスしないから子供が少なくなるのは当然至極。誰でも分かるだろう。
僕の主張する、女性快感優先のセックスに多くの人が変わっていけば、日本全体で行われるセックス回数は確実に増加する。
女性がセックスで大きな喜びを感じ取ることが出来るなら、女性は自ら望んでセックスするようになり、確実にセックス頻度は増える。
そうなれば女性が子供を宿す機会も増える。
これはとても大事な事だ。
どれだけ少子化にお金を使ったとしても、相変わらずのお粗末セックスが続くならば効果は僅かだ。
しかしこれだけでは未婚のママが増えるから倫理的にダメだと思う人も居るだろう。
本当にそうなんだろうか?
子育てが職業として認められ、ある程度の期間は国から生活が保証されるとしたらどうだろう?
子供が出来たら生活安泰となれば、結婚していようがシングルマザーだろうが、積極的に子供を持とうと思うのではないだろうか。
ただ政治家はおろか庶民に至るまで、ほとんどの人達がセックスの話には蓋をしている。
快感溢れるセックスは、健康に良く精神にも良く、人間関係にも良く、国民の幸福度は確実に上がる。
それなのに皆セックスを語らない。
ここまで話した通り、私達のセックスは女性快感優先へと進化しなければならない。
結婚しない人達
結婚しない人が増えたのは、簡単に言うと結婚のメリットが余りにも少ないから結婚しなくなったということ。結婚しない人が減ったから子供が少なくなった。これも当然至極。
子育ては手間もお金も掛かるのだが、それを軽減する政策を政府は行わない。待機児童解消、子育て支援金、僅かな支援で子育てが楽になるわけがなく、嫌々やっているようにしか思えない。
「子供を持った方が生活が楽になる」くらいの施策がない限り、喜んで結婚しようとは誰も思わないのだ。
増税などにより国民負担は増加の一途で年収は下がり続けている中、創意工夫や努力だけで凌げるほど子育ては甘くない。
個人的に言わせて貰うなら、「子育てするママ全員を公務員とみなし支援する」くらいの国をあげての施策が必須なのだ。
子供を作れば儲かる位にしないと少子化は絶対に止まらない。
常にこの手の議論で問題になるのは、財源問題であろう。
プライマリーバランスとか財政均衡とか良く耳にするが、これらは全部インチキだ。
消費税にしたってそう。
国は国民を騙し続けている。
この話は別途記事を書くとして、ここではこれまでにしておく。
お金とセックスは少子化解決の両輪
少子化を解決するには、子供を国単位で育てるという概念が必要だと思う。
それを国民に実行させるならば、国民が子育てを通して幸せになれるようにならないと実現しない。
現在の社会システムで生活するならば、お金は絶対必要になるから、お金無しで幸せも子育ても語れない。
女性快感優先のセックスが絶対に必要か?と説いているが、そう思わない人も多数いるだろう。
良く考えてみて欲しい。
無意識かつ利己的にセックスを扱ってきたのは私達であり、その結果が今なのだ。セックスに込められた幸福になる機能を捨て、セックスが愚かなことのように扱い、性欲を否定する方が文化的であるかのような歪んだ性をまとって、反面で孤独に苦しんでいる。
これを改善させるには、男性快感優先のセックスから女性快感優先のセックスへの変化が必要なのだ。
セックスで女性の喜びが増え、子育てするストレスから解放されれば少子化は止まるだろう。
なぜ少子化がダメなのか?
最初に語るべきテーマかも知れないが敢えて最後に書くのは、少子化こそが日本をダメにしている根本原因だと思うからだ。
簡単に言えば日本は国家ぐるみで老化しているのだ。
老人が多数になり老人に合わせて政治が行われる。老人は変化を嫌う。
嫌うというより既得権益を維持して生活する方が先が読めて楽なのだ。
変化しないことは悪く言えば硬直した社会を生み出す。
少子化で若者の数が減り、数の力が発揮されない。
つまり日本が民主主義である限り、老化し硬直した社会システムの中では、常に若者は少数派になり意図した未来を描くことも許されず苦渋を飲まされ続けているのだ。
若者の柔軟で豊かな行動力とパワーを日本は活かせない。
老化した国家が世界で活躍など出来ない。
近頃、財務省デモとか行われ少しづつ硬直化した社会制度を変えようとする動きが見え始めたことはとても良いことだと感じている。
少子化は、若者数を減らし社会を硬直させ、日本独自の文化を失う危機や、日本が消滅してしまう危険性さえ孕んでいる。
この問題を直視できない人は、生き方が近視眼過ぎると思う。
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