陰陽のセックス

陰陽って普通の人でも聞いたことはあるとは思う
自然や世界のすべてを「陰」と「陽」という二つの性質に分けて考える古代中国の思想なんだよ
たとえば…

• 陰：夜、月、女性、冷たい、静か、柔らかい
• 陽：昼、太陽、男性、暖かい、動的、硬い

この二つは対立しているようで、実は補い合ってるんだ。どちらか一方だけでは成り立たなくて、バランスが大事なんだ！昼があるから夜が意味を持つし、動があるから静も存在できるってこと。
この考え方は季節の移り変わりや人の体調や気持ちの変化にも応用されてて東洋医学や風水にも使われてるねのね。

これって性やセックスにもがっちり当てはまるのよ。
で、セックスの陰陽が理解できると、人も見る目も良くなるよ～

性欲（エロス）の陰陽

まずは基本の性欲（エロス）の陰陽を説明するね。

• 陰：人が作り上げた性欲（エロス）。AVや性産業全般が作り上げた男性が好むセックスイメージ。
• 陽：身体に備わった潜在的な性欲（エロス）。

大昔はAVもエロ本もエロ小説もなかったんだよ。でも人間はセックスで命を繋いできたのね。
だから現在は陰の性欲（エロス）が強い状態がずーっと続いてるのね。

欲（エゴ）の陰陽

これをもっと発展させて欲（エゴ）の陰陽に進めてみるね。

• 陰：利己的なエゴ。承認欲求、優越感、被害者意識、比較癖、支配欲
• 陽：自然なエゴ。自分を守り、成長させようとする気持ち。

この2つを混ぜて考えると、色んな事が分かるよ。

エゴエロスとピュアエロス

• 陰：エゴエロス。エロスの中に利己的なエゴが含まれている。つまり一方的なセックスになりがちで、男性の独りよがりなセックスや、女性の自己利益優先のセックスがそれに当たるよ。
• 陽：ピュアエロス。エロスの中に自然なエゴが含まれている。自分の感情や欲求を認識しながら、現実に合わせて調整する。男性は女性を悦ばせ女性は男性を悦ばせる、相互で快感を共有するセックス。

セックスで交換されるエネルギー

そしてここからが最も大事なことなんだけどね
セックスは目に見えないエネルギーを沢山交換してるんだよ。
五感（視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚）はもちろんのこと、身体から出ている振動が最も伝わっているんだよ。振動には思考や思念が含まれてて、それが非言語として伝わるんだ。
だから先出のエゴエロスやピュアエロスも伝わっちゃうのね。
セックスした後に湧いてくる感情は、それらの非言語メッセージを受け取った証拠だよ。

この非言語メッセージは不満や満足として認識されやすいのね。
具体的にじゃなくて何となくなんだ。だからちょっと意識しないと分からないかもね。

セックスの相性や満足感

セックスの印象を司ってるのは、僕はこのエロスの陰陽の質だと思ってるよ。
相性なんかもこの陰陽の組み合わせの話だと思うよ。

陰のエゴが悪いとう話ではないよ。それはそれで良い組み合わせがある。
ただ強すぎると合う人が少なくなるしバランスが崩れやすくなるんだよ。
陽のエゴにしたって、良さげに思えるけど相手によっては物足りなく感じてしまうかもしれない。

セックスの目標

目標は、相手の持っているエロスを尊重しながらセックスするってこと。
自分のことだけ考えないで、相手と波長を合わせながら、2人で快感を積み重ねていく。
そういう方向性でセックスしていれば、きっとセックスに良い印象が残ると思うんだ。

かなり深くて難しい話をザーッと説明してみた。
それぞれに色々な見解があると思うけど、ちょっと意識してセックスしてみると、これまでにない発見があると思うよ。是非試してみてね～