【快感学入門編#7】オーガズムの種類②中イキ

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「私中イキしたことがないんです」

僕が過去に性感改善の活動を行っていた頃、ある女性からこんな相談を受けた。

女性「私、中イキ(膣内でのオーガズム)をしたことがないんです」

僕「そうなんですね。普段、オナニーはされますか?」

女性「はい、3日に1回くらい……主にローター(振動系のおもちゃ)を使ってます。指だと物足りなくて時間がかかるので、つい」

僕「なるほど。じゃあ、彼とのセックスで挿入されている時はどうですか?」

女性「なんとなくふんわりした気持ちよさはあります。あ、挿入しながらローターを使うと、すごく気持ちよくてイケます!」

彼女の言葉を聞いて、僕の中で一つの答えが繋がった。

僕「実際に身体に触れてみないと分からない部分もありますが……たぶん、あなたはすでに『中イキ』をしていますよ。ただ、ご自身の知識と自覚がないだけです」

女性「えっ……? どういうことですか……!?」

後日、彼女の身体の緊張を解きながら施術を行った時のこと。
指で膣内の感度が高いポイントを捉え、じっくりと愛撫を重ねていく。

やがて、彼女の膣口がピクッと小さく締まり、お尻がヒクヒクと微細に動いた。

僕「はい、今のが『中イキ』です」

女性「えっ!? 今のがですか……!?」

僕「そうです。中イキは、クリトリスでイク時のようなドカンと弾ける一発の絶頂感はありません。でも、力を抜けば何回でも今の波のような気持ちよさがきますよ」

そのまま彼女に「身体の力を完全に抜いて、僕になすがままに身を委ねて…」と伝え、じっくりと愛撫を続けていくと。

数回、十数回と小さな波を重ねていくうちに、彼女の呼吸が早く浅く変わり、甘い声が次第に大きくなり、表情が変わっていく…。

施術を終えた後、彼女は呆然とした顔でこう呟いた。

女性「……最初は全然分かりませんでした。でも『力を抜いて』と言われてなすがままにしていたら……どんどん波が押し寄せてきて、最後は頭が真っ白になりました……」

僕「中イキって、クリトリスに比べると一発の絶頂感は小さくて静かなんです。でも、自分の身体が波打っていることを自覚し、力を抜いて何度も繰り返すことで、想像もできない深い快感へと変わっていくんですよ」

【解説】

「中イキ」を理解する4つの項目
「中イキしたことがない」と思い込んでいる女性の多くは、イケないのではなく「中イキが起きた時の物理的なサイン(身体現象)」を知らない方が多いです。

男性の射精やクリイキ(収縮型)は、筋肉を硬直させて一気に弾ける「激しい爆発」です。
対して、女性だけに与えられた「中イキ(リラックス型)」は、以下の4つを正しく理解する必要があります。

① 「力を抜く」(身を任せ委ねる)
中イキの時、身体では骨盤底筋や膣壁の微細な波運動(自律的な収縮)が起きています。
しかし、女性自身が身体を硬直させて力んでしまうと、この自然な波が止まってしまいます。力みを捨て、身体を委ねる「脱力」こそが最大の鍵です。

② 身体のサインを「自覚する」
「オーガズム=激しい絶頂」という固定観念を捨てましょう。
骨盤底筋がピクッと動くような小さく静かな波を「あ、いま私イッてるんだ」と自覚・認識すること。自覚できるようになると、身体がその快感のルートを学習し、感度が急速に育っていきます。

③ 「連続オーガズム」させる
男性の射精やクリイキと違い、中イキには不応期(賢者タイム)がありません。
一度の絶頂感が小さくても、力を抜いたまま「十数回、数十回」と波状のオーガズムを連続して繰り返していくこと。この「快感の積み上げ」こそが中イキの本質です。

④ 連続の先「大波」へ
波状のオーガズムを何度も何度も繰り返していくと、女性の脳内には快感物質である「β-エンドルフィン(脳内麻薬)」が強烈に分泌され始めます。ここまで来ると、最初の小波ではなく大波の絶頂感も訪れます。小波の連続と、たまに大波が…という永遠のループが始まり、恍惚としたオーガズムの沼にハマっていきます。

まとめ

「激しくよがらないからイッていない」と勘違いして、激しいピストンや強刺激で女性を力ませてしまうのは、最悪の選択です。

男がすべきことは、安心させ、身体の力を抜かせ、訪れる小さな波を察知し、小さな波を大波へと大事に育てるかのようにオーガズムを繰り返していくことが重要です。

上手く快感の波へ導くことができれば、「連続オーガズム」その先の「大波オーガズム」まで引き出す事が出来ます。

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